業務委託

更新日: 2025年1月21日 カテゴリ: 契約・法務実務
業務委託

業務委託とは、企業が自社の業務の一部または全部を、外部の専門家(個人事業主や法人)に委託する契約形態のことを指します。ITフリーランスにとって最も一般的な収入源であり、雇用関係(サラリーマン)とは異なり、労働時間の制約を受けず、自らの裁量で成果を出すことで報酬を得る「対等なビジネス」が基本となります。

【2025年版】請負契約と準委任契約の選び方

業務委託には大きく分けて2種類あり、ITフリーランスはその違いを深く理解していなければなりません。

1. 請負契約(成果物責任)

システム開発など、「完成させること」に報酬が支払われます。完成しない限り報酬は0円であり、納品後にバグが見つかれば「契約不適合責任」として無償改修が求められます。リスクは高いですが、効率的に終わらせれば高い利益率を狙えます。

2. 準委任契約(善管注意義務)

保守運用やPM補佐など、「一定の事務処理を行うこと」に報酬が支払われます。完成の義務はありませんが、プロとして期待される注意深さで働く義務(善管注意義務)があります。安定した収入を望む場合、多くのフリーランスがこちらをメインにしています。

AI時代における業務委託の「変質」

AIツール(GitHub Copilot等)の普及により、従来の「人月単価(1人が1ヶ月動いたらいくら)」という概念が崩壊しつつあります。 「AIを使って3日で終わらせた」場合でも、1ヶ月分の価値(成果)を提供しているなら、どう価格設定すべきか。2025年以降、ITフリーランスは**「労働時間の提供」ではなく「価値の提供」**を軸とした報酬交渉へとシフトしていくことが、年収1000万円を超えるための境界線となります。

まとめ:契約書は「守りの盾」であり「攻めの武器」

業務委託は自由度が高い反面、すべてのリスクは自分に帰属します。契約実務を「面倒なこと」と捉えるのではなく、自分の専門性と価値を法的に担保し、不当な要求から身を守るための最強のツールとして活用しましょう。新法や税務(インボイス)への深い知識は、技術力以上にあなたの「プロフェッショナリズム」を証明する手段となります。

法務・税務サポート付きの「安心案件」を探す

契約トラブル、確定申告、インボイスに強い専任コンサルタントが伴走。エンジニアは「開発」に集中できる環境を。

サポート充実의 案件を見る
Freelancing